
韓国での免税って一体どのくらい返ってくるの?
空港での手続き方法はどうやればいい?
皆さんこんにちは、Kyokyoです!
韓国は日本から最も近くて簡単に行ける外国であり、最近は観光で行かれる方がとても増えていますよね。
化粧品やブランド品、韓国特産品などショッピングを楽しまれる方も多いと思います。
そこで気になるのが免税(タックスリファンド)
面倒でやらない人もいると思いますが、
それはもったいない!!
ということで今回は韓国での免税のやり方をわかりやすく解説していきたいと思います。
難しい言葉やいらない情報はなるべくカットして、簡潔に何をすれば良いのかを順を追って説明していきます。
そもそも免税とは
韓国の免税制度は、外国人観光客が韓国で買い物をする際に消費税の一部が返金される制度のことです。
韓国の消費税は10%ですが免税で返金されるのは、4~7%程度です。(購入店や購入金額によって異なる)
例えば、韓国で20,000円の商品を購入しようとすると消費税込みで22,000千円の支払いとなります。
しかし、免税制度を利用すれば合計で約21,000円の支払いとなり、約1,000円の返金を受け取ることができます。
免税制度を利用できるのは、購入金額が15,000ウォン以上からになります。
韓国の免税制度には大きく分けて二種類あります。
①即時還付制度
②事後免税制度
購入店によってどちらを利用するかは変わっていきますので、順を追って説明していきます。
一番簡単な免税→[即時還付制度]
まずは韓国での免税制度において一番簡単な「即時還付制度」について解説していきます。
こちらは「オリーブヤング」や「ロッテマート」などが対象で、お店で購入した商品がその場で免税されます。
オリーブヤング等で購入する商品を有人レジへ持っていきましょう。
パスポートを見せて「タックスリファンド」と言えば伝わります。
完璧に言いたい方は、
英語の場合は「Can I get tax refund?」(キャナイ ゲット タックスリファンド)
韓国語の場合は「면세 되나요?」(ミョンセ デナヨ)
と伝えれば大丈夫です。
すでに免税された金額が提示されるので、普通にお会計を済ませましょう。
レシートは日本と同じく商品を購入した際にもらうレシートです。
リファンドチェックとは免税した時にもらう免税専用のレシートみたいなものです。
この「即時還付制度」はその場で免税することができるので、自分で何か手続きをする必要がありません。
貰ったレシートやリファンドチェックも内容を確認したら捨てても構いません。
この後説明する「事後免税制度」とは違い空港での手続きも何もありませんのでご安心ください!
空港で手続きをする必要がある免税→[事後免税制度]
ブランド品や香水など高めの商品を購入する際のほとんどは、この「事後免税制度」を利用することになります。
「事後免税制度」は、購入時にその場では免税はされません。
商品購入後にKiosk(キオスク)と呼ばれる機械で自分で手続をする必要があります。
また免税による還付金額が大きい場合は空港で税関検査というものを受ける必要もあります。
KIOSK(キオスク)とは
韓国の免税においてKIOSKとは、係員を通すこと無く自分で免税申請をすることができる機械のことです。
コンビニの無人レジみたいなものだと考えてもらって大丈夫です。
そしてこのKIOSKには、「免税申請ををする専用のKIOSK」と、「出国確認をして免税の最終手続きをする専用のKIOSK」があります。
申請用KIOSKは市内もしくは空港の出国フロア(チェックインカウンターがある所)にあります。
→おすすめは空港にあるKIOSKです。
出国確認用のKIOSKは空港の搭乗フロアにあります。
どちらのKIOSKも利用しなければならないため注意しましょう。
流れとしては、
商品を購入→[申請用KIOSK]で免税申請→[保安検査場を通り出国手続き]→[出国確認用KIOSK]で免税手続完了
となります。
詳しい流れは後で解説していきます。
[申請用KIOSK]
仁川国際空港の場合
第一ターミナル: チェックインカウンターB,D,J,L付近
第二ターミナル:チェックインカウンターD,E付近


市内の場合


市内のKIOSKを利用する場合は運営会社を必ず確認しましょう。
上の写真の運営会社は「GLOBAL TAX FREE」です。
同会社の加盟店で購入した商品のみそのKIOSKを利用できます。
空港のKIOSKはすべての運営会社のものをまとめて申請できます。
[出国確認用KIOSK]
保安検査場を通過した後の搭乗フロアにのみあります。
仁川空港の場合
①第一ターミナル 〜 3階28番ゲート付近(TAX REFUNDのサインあり)




②第二ターミナル 〜 3階250番ゲート付近または253番ゲート付近(TAX REFUNDのサインあり)


出国確認用のTAX REFUNDの列は常に人で混み合っていますので、時間に余裕を持って行動しましょう。
税関検査とは(10万円以上の商品を購入する方)
免税の還付金額が大きい場合は(75,000ウォン以上)空港で税関検査というものをしなければなりません。
例えば15万円ルイビトンのバッグを購入したとします。
免税制度を利用して約8,000円(80,000ウォン)の還付を受けたとします。
この場合空港で税関検査が必要になります。税関検査をせずに日本へ持ち込むと、免税が取り消されますので注意しましょう。
申請用KIOSKを利用すると還付金金額がいくらかが画面に表示されますので、75,000ウォン以上の場合は税関検査をしましょう。
10万円以上の商品を購入する場合は税関検査が必要になる事が多いので必ず確認しましょう。
ではここで[事後免税制度]のフローを簡潔にまとめていきたいと思います。
商品を購入する時にレシートと「リファンドチェック」を貰います。この際に店員に空港で手続きをするように案内されます。
申請用Kioskで「リファンドチェック」のバーコードを読み込むと免税申請をすることができます。
バーコードを読み込むと還付金額が表示されますので必ず確認しましょう。
申請用Kioskは市内にもありますし、空港の出国フロア(チェックインカウンターがある所)にもあります。
どちらのパターンもこの後で詳しく説明していきます。
空港へ到着してチェックインが終わり保安検査場に入るとまず荷物のチェックをされます。
保安検査場を通過したら、税関申告がある場合(還付金額が75,000以上)は税関カウンターへ向かいます。
税関カウンターでは、税関職員に免税商品を見せます。
この際必ず新品未使用でなければなりませんのでご注意ください。
税関検査が終わるとリファンドチェックにスタンプを押してもらいます。その後搭乗フロアへ向かいましょう。
還付金額が75,000以下の方は税関検査の必要はないので税関カウンターへ行く必要はありません。そのまま搭乗フロアへ向かいましょう。
最後に搭乗フロアにて出国確認用KIOSKで最終手続きを行います。
この手続きを知らずに免税された気になって帰国してしまう人が多いですので気をつけましょう。
搭乗フロアにあるKioskで再度「リファンドチェック」のバーコードを読み込むと、出国確認を取れます。
「事後免税制度」はこの最終手続きである出国確認が取れないと、免税申請が取り消しになってしまいます。
少し複雑になってしまいましたが、まとめると
①市内もしくは空港内にある申請用Kioskで免税申請
②搭乗フロアにある出国確認用Kioskで最終手続き
①市内もしくは空港内にある申請用Kioskで免税申請
②税関カウンターで税関検査をしてスタンプを貰う
③搭乗フロアにある出国確認用Kioskで最終手続き
ここまでが簡単な[事後免税制度]の解説になります。
ここからは実際にどのような流れかを詳しく説明していきます。
[事後免税制度] ①空港の申請用KIOSKを利用する場合
空港のKIOSKを利用する場合は、韓国で購入したすべての商品の免税申請をまとめて空港でできるためおすすめですが、払い戻しは現金のみですので、日本円へ換金が必要になります。


https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/main/index.do
上のマークがあるお店はすべて「事後免税制度」に対応のお店です。
購入したい商品をレジへ持っていきましょう。
パスポートを見せて「タックスリファンド」と言えば伝わります。
その場では免税されませんので、そのままの金額でお会計を済ませましょう。
この際事後免税制度の方法が書いた書類を渡されて空港で手続きをするように言われます。
この書類は免税の手続きの際に必要になるものではないので捨てても構いません。
リファンドチェックとは免税した時にもらう免税専用のレシートみたいなものです。
レシートとリファンドチェックを貰う
レシートは日本と同じく商品を購入した際にもらうレシートです。
リファンドチェックとは免税した時にもらう免税専用のレシートみたいなものです。
リファンドチェックは必ず保管しましょう。
お店の中にも申請用KIOSKがある場合もあり、店員さんに案内される事もありますが、空港で行うとすべての商品をまとめて申請できるので楽だと思います。
各商品のリファンドチェックをしっかりと保管し、最終日に空港へ行った際にまとめて免税申請をしましょう。
空港のチュックインカウンターがあるフロアで申請用KIOSKを探しましょう。
見つけたら案内に従ってパスポートをスキャンしましょう。(日本語あり)
パスポートをスキャンしたらリファンドチェックにあるバーコードもしくはQRコードをスキャンしましょう。
購入したすべての商品のバーコードをスキャンしていきます。
ここでそれぞれの商品の購入金額と払い戻し金額を確認できます。
払い戻し金額のところに75,000以上の数字が書いてある商品は税関検査が必要ですので、注意しましょう。
確認が済んで先に進むと払い戻し方法を選ぶ画面に行きますが、現金かアリペイのみが可能ですので現金を選びましょう。
その場では払い戻しはされず、保安検査場を通ったあとの搭乗フロアにある出国確認用KIOSKで出国確認を済ませてからの受取になります。
KIOSKの案内に従ってパスポートを読み込む
還付金額が表示されるので確認を押す
還付金を現金で受け取る
(日本円で受け取りたい方は近くの有人リファンドカウンターへ行けば、還付金を日本円で受け取ることができます。)


仁川国際空港の場合は28番ゲートに出国確認用KIOSKがあります。そのすぐ横に有人カウンターもあるので、日本円で受け取りたい方がそちらの方へ行きましょう。
空港の申請用KIOSKを用いる方法はすべての商品をまとめて申請できるので楽ですが、還付金は現金の受取のみです。
還付金の受取をクレジットカードにしたい方は、このあとの市内にある申請用KIOSKを用いる方法で申請しましょう。
[事後免税制度] ②市内の申請用KIOSKを利用する場合
還付金の受取をクレジットカードで行いたい方はこちらの方法を利用しましょう。
STEP①から④までは全く同じです。


https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/main/index.do
上のマークがあるお店はすべて「事後免税制度」に対応のお店です。
購入したい商品をレジへ持っていきましょう。
パスポートを見せて「タックスリファンド」と言えば伝わります。
その場では免税されませんので、そのままの金額でお会計を済ませましょう。
この際事後免税制度の方法が書いた書類を渡されて空港で手続きをするように言われます。
この書類は免税の手続きの際に必要になるものではないので捨てても構いません。
リファンドチェックとは免税した時にもらう免税専用のレシートみたいなものです。
レシートとリファンドチェックを貰う
レシートは日本と同じく商品を購入した際にもらうレシートです。
リファンドチェックとは免税した時にもらう免税専用のレシートみたいなものです。
リファンドチェックは必ず保管しましょう。
商品を購入した際に店員さんにKIOSKがあるか訪ねてみましょう。
店内にKIOSKがある場合はそこで申請、ない場合はデパートなど大きい所に行けばだいたいあります。
⚠️上のマークを参考に同じ会社のKIOSKを探しましょう。別の運営会社のKIOSKは使えない場合があります。
KIOSKを見つけたら案内に従ってパスポートをスキャンしましょう。(日本語あり)
パスポートをスキャンすると払い戻し方法を選択する画面に行きます。
現金やクレジットカードなどを選べますので、クレジットカードを選択しましょう。
⚠️現金の場合は先程説明した空港でまとめてやる方が断然楽です。
リファンドチェックにあるバーコードもしくはQRコードをスキャンしましょう。
払い戻し金額のところに75,000以上の数字が書いてある商品は税関検査が必要ですので、注意しましょう。
案内に従ってクレジットカードを差し込みましょう。
払い戻しは出国確認がされた後に後日振り込まれます。
確認を押すと申請終了になります。
他のお店で商品を購入した際も同様に免税申請を行います。
KIOSKの案内に従ってパスポートを読み込む
還付金額が表示されるので確認を押す
案内に従って終了します。
クレジットカードでの払い戻し申請をしているため、その場での払い戻しはありません。
まとめ
簡単に説明するつもりが長くなってしました。。。
免税って難しいイメージがあるし外国語が億劫で諦めてしまう人もいますが、韓国の免税は思ったよりお金が返ってくることが多いですのでぜひ利用したいですね。
とにかく頭に入れておきたいのは、
購入時その場で免税されれば何もしなくてもいい。
購入時に空港で免税手続きが必要と言われたら、市内または空港のロビーにある申請用KIOSKと空港の搭乗フロアにある出国確認用KIOSKのどちらも手続きが必要。
僕のおすすめは、「すべての商品を空港でまとめて免税申請して、搭乗フロアで現金受取」です。
次の韓国旅行の際まで現金を取っていてもいいですしその場で換金もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
では、楽しい韓国旅行を!
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